♯music(仮)

ディスコボーイ ディスコガール

10分弱で書いたあれこれ(ばっしー)


Twitterでラフに音楽を紹介するときでも、前回のBlack Boboiのようにこうやってブログで長々と書いていくときも、いくつか自分の中で気をつけていることがある。


例えば、安易な引用は避けることがその一つ。けっこう多い気がする。マイブラの「Loveless」とかレディオヘッドの「Kid A」、ジャンルでいうなら最近のトラップなんかは王道。トラップを取り入れたバンドに「すげぇ〜」とか、エレクトロを導入したバンドに「Kid A的」と言ったりとか。


「お前のBlack Boboiの文章、引用だらけじゃねぇか」と。あれは結構悩んだ。引き合いに出したのが海外の音楽をたくさん聴いている人であれば、「何をわかりきったことを」という引用だったと思う。


あの文章、個人的な裏テーマとして「サカナクションが好きな人、あるいはサカナクションからD.A.N.を知った人にいかにBlack Boboiのプレゼンができるか」というものをもっていた。


サカナクションについては今年出る新譜(希望的観測)が出た時にまた詳しく書くとして、自分はサカナクションの音楽を聴いて、そこから山口一郎さんがTwitterで「深夜DJ」と言って紹介してた音楽を聴くことでどんどんのめり込んでいった。


サカナクションは最近もラジオやクラブイベントで自分たちのリスナーに主体的に新しい音楽との出会いの場を作ってはいるけど、Twitterみたいなフランクなものは少し減っちゃったかなーと思ってるところがあって。

だから、一人か二人でも「実はこういう音楽もあって…」というのを伝えたかった。という意図で比較的多めに引用をした。


ただただ自己満足的に、知識をひけらかすような引用ならしたくない。


自分はまだまだ文章を書くことは上手いとは言えないし、ビートルズストーンズみたいなクラシックも咀嚼してる人ではない。


だけど、「最高!」とか「かっこいい!」は言える。どんなにうまい表現を使っても、知識を持っていても、最終的にこれが伝えられないんじゃダメだと思う。(音楽だいすきクラブのBlack Boboiについて書かれた文章はひどかった)


と、まぁ自分はまだまだ出会ってない音楽がある。だからこそ、The Avalanchesくるりみたいなあらゆる音楽へのアクセスを可能にしてくれる音楽が大好きだ。


ネットにはサンプリングを解析してくれるサイトがあるし、サブスクリプションというプラットフォームもある。主体性さえあれば、きっとどこにでもアクセスできる。


CDはおわり?サブスクリプションのはじまり?よく分かんないけど、こんなに音楽に囲まれた生活が楽しくないわけがない。


自分にはアリアナグランデに関する文章は書けない。アルバム「thank you,next」は何十回も聴いてるけど。KOHHも書けない。


でも、Black Boboiのような面白い音楽を数人の人に伝えることはできるかなとは思う。


ということで、またなにか面白いもの見つけたら好き勝手書きますね。